YouTuberとしても有名なジョン・グリーンの“Paper Towns.”からの引用です。
家出した幼馴染の部屋に忍び込んだ主人公のQと友達のベンとレーダーは手がかりを見つけます。
“I slept for a few hours and then spent the morning poring over the travel guides I’d discovered the day before. I waited until noon to call Ben and Radar. I called Ben first.”
「数時間寝てから前日に見つけた旅行ガイドを読み漁った。昼まで待ってベンとレーダーに電話した。最初はベンにかけた」
"pore over" = 「読み漁る」
"be absorbed in the reading or study of"
”読書又は勉強に没頭する”
アメリカ英語の辞書Merriam -Websterのサイトでは"pore over"の句動詞として定義が説明されています。
pore over = to read or study (something) very carefully「とても熱心に(何かを)読むまたは勉強する」
イギリス英語の学習辞書で有名なLongmanのサイトでも同じく句動詞として説明されています。
"pore over something" = to read or look at something very carefully for a long time「長い時間の間とても熱心に何かを読むまたは見る」
以上のサイトの定義から"pore over"は「何かを熱心に読む、調べる」というニュアンスがあることがわかります。"pore"は名詞として「穴」の意味があるので「穴が開くほど見つめる」という感じもします。もっと「一心不乱に本を読む」というニュアンスが欲しいときは"devour books"なんかも良いのではないかと思います。devourには「貪りつく」というニュアンスがあるので「貪るように本を読む」という感じがします。
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