英単語日記

今日覚えた単語の備忘録。

"soccer"と"football"はもともと同じ言葉が違う変化をしたものらしい。

Twitterでサッカーという言葉の由来が説明されていました。

1800年代にイギリスの学生の間で流行ったスラングがそのまま残ったそうです。

 

英単語の語源を説明するサイトetymolineでも同じように説明されています。

www.etymonline.com

"soccer"はもともと"association in football"の略語”Assoc”が語源です。略語がさらに省略され、1890年ごろのイギリスでは語尾に"-er"を付けるのが流行っていたので”Assoc”+”-er” = "soccer"になりました。話はそれますが、ラグビーのカジュアルな言い方"rugger"も同じく"rugby"の語尾に"-er"につけたものです。

 

"football"の正式な言葉は"association football"なので、"soccer"も”football”も同じ言葉が由来となります。

イギリス英語の学習辞書OxfordLearner'sDictionariesのサイトでは以下のように説明されています。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

”Association football” = "the formal name for football/soccer"

フットボール、サッカーの正式名称」

"my bag"の意味はマイ・バッグではないらしい。

"Rabbit Redux"からの引用です。

"Nixon, shit. That honky was put there by the cracker vote, right? Strom Stormtrooper is his very bag ..."

ニクソンかよ。あの白ンボはろくでなしの白人票であの地位についたんだろ?チキチキ突撃隊はあいつの大好きなやつだ…」

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは"bag"は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

"something one likes or does regularly or well also: one's characteristic way of doing things"

「誰かの好み。又は、個人のクセや得意にすること。」

 

スラングオープンソース的な辞書Urbandictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.urbandictionary.com

"someone's preference or way of doing something"

「誰かの好み又は何かをするクセ」

 

”my bag” = 「(自分の)オハコ、十八番、好み」

 

 

どうしてバッグが「好み」の意味を持つようになったかというとetymologyonlineのサイトでは以下のように説明されています。

www.etymonline.com

"... The meaning "person's area of interest or expertise" is by 1964, from African-American vernacular, from jazz sense of "category," probably via notion of putting something in a bag..."

「興味または得意とする範疇」の意味は1964年よりジャズの世界でのカテゴリーを意味するアフリカン・アメリカンの日常語からきている。おそらく何かをバッグに入れる(獲得する、ゲットする)という概念から。

 

ただ、この”someone's bag”という言い方は古い言い方で、同じようなニュアンスで最近耳にするのは"someone's jam"です。引用元の”Rabbit Recux”も時代設定は1960年後半です。"my jam"は「俺の好みなんだ」といった感じで日常会話で"That's my jam"という風にマクラーレンのF1ドライバー、ランド・ノリスが言っているのをポッドキャストのインタビューで耳にしたことがあります。ちなみにこの"jam"はいちごジャムなどの食べ物ではなくて、音楽のジャム・セッションのジャムです。

 

 

"cotton on"は「綿の上」という意味ではないらしい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

"How about it? I am also black and unemployed and surly, right? I seek to undermine the state, and Of Massah State, he cottons on."「それがなんだっていうんだよ?俺は黒人でもあるし無職で無愛想、だろ?俺は国を衰退させたいし、マサ州だってそうなってほしい。あいつは勘付いているんだ」

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは"cotton on"は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

"to begin to understand something: catch on"「何かをわかりはじめる。」

 

イギリス英語の学習辞書ロングマンのサイトでは以下のように説明されています。

www.ldoceonline.com

"to begin to understand something: realize"「何かをわかりはじめる。気づく」

 

同じくイギリス英語の学習辞書OxfordLearner'sDictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

"to begin to understand or realize something without being told"「何かをわかり始める又は言われずとも気づき始める」

 

CambridgeDictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

dictionary.cambridge.org

"to begin to understand a situation or fact"「状況や事実を分かり始める」

 

まとめ

”cotton on”は「分かりはじめる」という意味の熟語です。分かり始めるという意味に加えて「気づき始める」というニュアンスがあります。いわゆる「空気を読む」ニュアンスを"cotton on"は持っています。OxfordLearner’sDictionaryの「言われなくてもわかる」という説明とCambridgeDictionaryでは「周りの状況が分かり始める」という説明がこの「空気を読む」ニュアンスを裏付けます。

 

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”scintillate”の意味がわからない。

John UpdikeのRabbit Reduxからの引用です。

”The girl, from Rabbit's distance, is impossibly precise: her eyes flash, her hair hurls reflections like a helmet. Even her dress scintillates.”

「ラビットの距離からその少女はありえないくらい鮮明だ。彼女の目は輝き、艶のある髪は光の反射でまるでヘルメットのようだ。ドレスでさえもきらびやかに輝いている」

 

John Updikeはアメリカ人の小説家なので、まずはアメリカ英語の定番辞書であるMerriam-Websterのサイトをチェックしてみました。"scintilate"は以下のように定義されています。

www.merriam-webster.com

一番最初の定義は"to emit sparks"「火花を散らす」美少女が自分の体から夏の線香花火のように火花を散らすわけがないので、他の定義もチェックすることにします。3番目の定義は"to dazzle or impress with liveliness or wit"「快活さや知性で魅了するまたは好印象を与える」とあります。なんだかこの意味が美少女には合いそうです。

 

今度はイギリス英語の学習辞書としては一番とっつきやすいロングマンのサイトをチェックしてみます。

www.ldoceonline.com

なんとロングマンでは"scntillate"の定義は検索結果でヒットしません。でもがっかりすることはありません。代わりに形容詞"scintillating"の定義がありました。"scintillate"が形容詞として使われたときは以下のような意味があります。

"scintillating" = ”interesting, clever, and amusing”「興味深い、賢い、ユーモアがある」

e.g., "scintillating conversation"例「面白い会話」、"a scintillating performance"例「興味深い公演」

 

ロングマンと並ぶ定番の英語学習辞書Oxford Learner'sDictionaryのサイトもチェックしてみます。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

この辞書にも動詞”scintillate”ではなく形容詞"scintillating"の定義しか見つかりませんでした。形容詞"scintillating"の定義は以下の通りです。

"scintillating" = "very clever, exciting and interesting"「とても利口で、刺激的で興味深い」

e.g., "a scintillating performance"例「興味深い公演」 ”Statics on unemployment levels hardly make for scintillating reading”例「失業レベルに関する統計について読むのは全く面白いものではない」

 

イギリス英語の辞書の王様ともいえるOxford English DictionaryのウェブサイトLexico.comをチェックしてみます。

www.lexico.com


さすが辞書の王様です。ちゃんと"scintillate"の定義が検索結果でヒットします。

"scintilate" = "Emit flashes of light; sparkle"「光を放つ。輝く」

 

ここで"scintillate"の言葉の由来をチェックしてみることにしました。言語学者ポッドキャストLingthusiasmでもおすすめのetymology dictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.etymonline.com

”1620s... from Latin scintillatus, past participle of scintillare 'to sparkle, glitter, gleam flash,' from scintilla 'spark' Figurative use is by 1751...”

「輝く、キラキラする、光を放つ」を意味するラテン語のscintillatusが由来です。1620年代から使われ始めた言葉で比喩的な表現として使われたのは1751年からです。

 

まとめ

"scintillate"は「キラキラする」が元々の意味ですが「(人が)キラキラする」「キラキラした(人)」という比喩的な表現でも使われます。光を放つような魅力的な人を表したり、その人自身が光り輝く様を表しているのが自動詞”scintillate”です。例えば、光り輝くような人といえば日本人では光源氏なんかはまさに”scintillate”する人ではないでしょうか。「光り輝くように魅力的な」光源氏は"scintillating"な人であり、その人の魅力で"scintillate"する光源氏はまさにこの単語にぴったりなキャラクターです。

 

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"cut the mustard" の意味がわかりません。

John Updikeの”Rabbit Redux”からの引用です。

”... They can't cut the mustard and never could. This country should have taken whosever advice it was, George Washington if memory serves, one of the founding fathers, and shipped 'em back to Africa when we had a chance.”

「あいつらは人並みのことができないし、できたこともない。この国は誰だったかのアドバイスを聞くべきだった。記憶が正しければジョージ・ワシントンだったかな。建国者の一人だ。チャンスがあった時にあいつらをアフリカに船で送り返すべきだったんだ」

 

”cut the mustard” = 「人並みのことができる(期待通りのことができる、基準に達することができる)」

 

イギリス英語の学習辞書ロングマンのサイトでは"cut the mustard"は以下のように説明されています。

www.ldoceonline.com

"(informal) to be good enough to do something"

「何かをするのには十分」

 

同じくイギリス英語の学習辞書Oxford Learner's Dictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

"to be as good as expected or required"

「期待されるまたは必要とされる程度には十分」

 

そして、John Updikeはアメリカ人作家なのですがアメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

”to achieve the standard of performance necessary for success”

「成功するために必要な最低限の仕事を成し遂げること」

 

Oxford University Pressによるイギリス英語の辞書サイトLexicoでは以下のように説明されています。

www.lexico.com

"come up to expectations; reach the required standard"

「期待に添える。必要とされる基準を満たす」

この定義がググると検索結果の一番上に来ます。

 

どうして「マスタードを切る」ことが「人並みのことができる又は一人前のことができる」の意味を持つようになったかというと諸説あるようです。

まずWikitionaryによる由来の説明です。

en.wiktionary.org

wikitionaryでは2つの由来が説明されています。

一つ目はおそらくスパイスとしてのマスタードほどの最高の刺激の強さに例えたことからと説明しています。二つ目は”pass muster”という熟語と響きが似ていることからと説明しています。"pass muster"とは兵士を点呼のために整列させることを意味します。例えば、部屋の点呼で優秀とみなされた兵士は召集や隊列行進などを"cut(免除)"されます。余談ですが軍隊の点呼といえば、映画「愛と青春の旅立ち」でリチャード・ギアが部屋の点呼でズルがバレて教官にしごかれるシーンなんかを思い出します。二つ目の由来は裏付ける証拠が乏しいようです。

 

英語に関するブログGrrammarphobiaでは詳しく説明されていました。

こちらのブログによると"to be mustard"という表現は人に対して使われた時"hot stuff(優れもの)"と同じような意味だそうです。例えば"That fellow is mustard."は「あの人物は優れた人物だ」という意味です。辛いスパイスのマスタードと”hot(辛い、転じて優れもの)”という二つの言葉を掛け合わせています。"cut"の由来ははっきりしませんが、このブログでは”cut the mustard”の"cut"がどこから来たかを推測しています。

OEDによると"cut the mustard"という表現が使われるようになる前は"cut"には”excel(秀でている)”または"outdo(勝る)"という意味がありました。1884年のイギリスのスポーツ新聞The Refereeからの例文をあげています。"George's performance ... is hardly likely to be disturbed for a long time to come, unless he cuts it himself."「ジョージの成績はしばらくの間脅かされることはほとんどないだろう。自分で自分を超えない限り」つまり、”cut the mustard”は”mustard(優れもの)”よりもさらに”cut”優れているというのが元々の意味で、それが転じて今の「一人前のことができる"cut the mustard"」の用法になったのではないかとこのブログで推測しています。

 

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"make water"の意味は「水を作る」ではないらしい。

Rabbit Reduxからの引用です。

"Nelson turns on a light, makes water, flushed the toilet, turns out the light with a snap close to their ears."

「ネルソンが灯りをつける。用を足してトイレの水を流す。ラビットたちの耳のそばでパチンを音を立てて明かりを消す」

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは”make water”の意味は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

”make water” = "urinate" ”urinate”=「用を足す、小便をする」なのでそのままですね。

もう一つの意味として"of a boat: LEAK"とあります。水が漏れてボートの中に入ってくる、という意味です。

 

Oxford University Pressによる辞書サイトLexicoでは以下のように説明されています。

www.lexico.com

"make water" = "urinate"

同じくもう一つの意味として"(of a ship or boat) take in water through a leak"「水漏れにより(船やボートに)水が入ってくる」

 

イメージ的には「用を足す」、「ボートに水が入っていくる」の両方ともに今まで水がなかったところに水が現れるというイメージがこのフレーズの根底にあるのではないかと思います。

 

「用を足す、トイレに行く」という意味の熟語は"make water"の他にも以下のフレーズがあります。

 "to relieve oneself", "take a leak", "go to the loo", "answer the call of nature", "spend a penny", "go number 1" etc.,

"spend a penny"はイギリスのスラングで公共トイレを使うには1ペニーの料金がかかることからきているそうです。

”answer the call of nature”ですがphrases.org.ukで以下のように由来が説明されていました。

www.phrases.org.uk

"’’The call of nature' is an ambiguous expression to choose to indicae the need to go to the lavatory. On the one hand it alludes to such an urge being natural and on the other it uses veiled language to cover it up. Prior to its use as a euphemism 'call of the nature' was used to describe our urge to enjoy the pleasures of rural tranquility. The euphemistic maening was coined in the mid-18th century and begins appearing in print around that time"

「"call of the nature"はトイレに行く必要がるということをそれとなく伝えるために使われる曖昧表現である。この表現は自然でありたいという願望をほのめかす一方、トイレに行くという意味をベールに包まれた言葉を使って表す。トイレに行くという意味の婉曲表現として使われる以前の”call of the nature”は郊外の静寂を楽しむ願望を意味していた。」

"go number 1"はStackExchangeで以下のスレッドがありました。

english.stackexchange.com

昔授業中にトイレに行きたくなった時指を一本上げて先生に知らせたことから来ていた説があるようです。ちなみに2本指を上げると大きい方を意味します。でもこの由来は都市伝説である可能性もあるとのことです。

 

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"paraphernalia"の意味は?

 

 

英語の疑問に言語学者が答えるポッドキャスト”A Way With Words”で"paraphernalia"という単語が紹介されていました。

www.waywordradio.org


ホームページでは"parahernalia"の意味は以下のように説明されています。

"items belonging to a particular person or used for a parituclar activity"

「特定の人の所有物または特定の活動に使われる物」

 

このポッドキャストのホストの一人、マーサさんが居ても立っても居られない勢いで"paraphernalia"の語源をリスナーに説明しています。

言語学者のマーサさんの説明によると、

 

古代ギリシャでは"pherna"は新婦の持参金を意味し、"the parapherna"はそれに加えた新婦の個人道具を意味しました。「準軍事的な、補助的な軍」を意味する"paramilitary"や「寄生虫、パラサイト」を意味する"parasite"のように、ギリシャ語の語根"para-"は”beside(側の、近くの)”を意味します。ローマ人が"paraphernalia"という単語を使うようになり、やがてイギリスやスコットランドの慣習法で「(衣服、宝石などの)妻の個人的所有物」を意味する用語として使われるようになります。時間が経つにつれ、"paraphernalia"は「個人の所有物」または”drug paraphernalia(麻薬関連器具)"などの「特定の活動に使われる道具」を意味するようになりました。

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは"paraphernalia"は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

"personal belongings"

「個人の持ち物、私物」

 

イギリス英語の辞書Longman Dictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.ldoceonline.com

"a lot of small things that belong to someone, or are needed for a particular activity"

「ある特定の活動に必要なたくさんの細々としたもの。または諸々の個人の持ち物」

 

 

ちなみに"paraphernalia"という単語は元オアシスのリアム・ギャラガーが歌う”Wall of Glass"の冒頭の歌詞にも使われています。ざっくり訳すと「(お前は)秘密を隠していた。いろんなものを抱え込んでいた…」といった感じです。

 

"paraphernalia"はただの「モノ」ではなく、「個人的なもの、私物」といったニュアンスがあるので「隠し事やいろんな個人的なことを抱え込んでいた」という意味合いを感じます。