英単語日記

今日覚えた単語の備忘録。

"paraphernalia"の意味は?

 

 

英語の疑問に言語学者が答えるポッドキャスト”A Way With Words”で"paraphernalia"という単語が紹介されていました。

www.waywordradio.org


ホームページでは"parahernalia"の意味は以下のように説明されています。

"items belonging to a particular person or used for a parituclar activity"

「特定の人の所有物または特定の活動に使われる物」

 

このポッドキャストのホストの一人、マーサさんが居ても立っても居られない勢いで"paraphernalia"の語源をリスナーに説明しています。

言語学者のマーサさんの説明によると、

 

古代ギリシャでは"pherna"は新婦の持参金を意味し、"the parapherna"はそれに加えた新婦の個人道具を意味しました。「準軍事的な、補助的な軍」を意味する"paramilitary"や「寄生虫、パラサイト」を意味する"parasite"のように、ギリシャ語の語根"para-"は”beside(側の、近くの)”を意味します。ローマ人が"paraphernalia"という単語を使うようになり、やがてイギリスやスコットランドの慣習法で「(衣服、宝石などの)妻の個人的所有物」を意味する用語として使われるようになります。時間が経つにつれ、"paraphernalia"は「個人の所有物」または”drug paraphernalia(麻薬関連器具)"などの「特定の活動に使われる道具」を意味するようになりました。

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは"paraphernalia"は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

"personal belongings"

「個人の持ち物、私物」

 

イギリス英語の辞書Longman Dictionaryのサイトでは以下のように説明されています。

www.ldoceonline.com

"a lot of small things that belong to someone, or are needed for a particular activity"

「ある特定の活動に必要なたくさんの細々としたもの。または諸々の個人の持ち物」

 

 

ちなみに"paraphernalia"という単語は元オアシスのリアム・ギャラガーが歌う”Wall of Glass"の冒頭の歌詞にも使われています。ざっくり訳すと「(お前は)秘密を隠していた。いろんなものを抱え込んでいた…」といった感じです。

 

"paraphernalia"はただの「モノ」ではなく、「個人的なもの、私物」といったニュアンスがあるので「隠し事やいろんな個人的なことを抱え込んでいた」という意味合いを感じます。

 

 

「炭酸抜きコーラ」を英語で言ってみる。

「炭酸抜きコーラ」 = "flat coke"

 

ポッドキャストでspilled milkを聴いていると。"flat coke"というフレーズが耳に入ってきました。

www.spilledmilkpodcast.com

気になったのでググってみるとUrban Dictionaryで以下のように説明されていました。

www.urbandictionary.com

"Soda that has been left out too long or is old, thus losing its carbon-dioxide infused goodness that we like to call fizz. It is not good. It makes people sad. flat's best friend and synonum is warm."

「ずっと放置されていたまたは古い炭酸ジュース。そのせいで注入されている炭酸、いわゆる『シュワシュワ』感がなくなっている。美味しくないし、悲しくなる。一番近い同義語は『生温い』。」

 

「典型的な男の料理」を英語で言ってみたい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

 

“... "Come back up in an hour," Peggy tells them, "I'll give you supper."
            "Nelson had a peanut-butter sandwich before we left," Rabbit explains.
            "Typical male cooking," Peggy says. "Where're you going this evening anyway, all dressed up in a suit?”..."

 

「『一時間後に戻ってくれば?』ペギーはラビットに言う。『ご飯を作ってあげるわよ』『出る前にネルソンはピーナッツバターサンドイッチを食べたんだ』ラビットは言い訳する。

『典型的な男の料理ね』ペギーは言う。『それにこんばんはどこに行くつもりなの?スーツでおめかしして』」

 

"typical male cooking" = 「典型的な男の料理」

 

アメリカ英語の辞書Merraim-Websterのサイトでは"cooking"は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

 "cooking" = "food that is cooked"「調理された料理」

 

 

 

 

 

 

 

「問題ない(気にするな)」を英語で言ってみたい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

“Think about it. I like you, man. If you don't show, you don't show. No sweat.”

「『考えてくれよ。あんたのことが気に入ってるんだ。もしあんたが現れなかったら、それだけのことだ。問題ない』」

 

"No sweat" = 「問題ない(気にするな)」

 

Urban Dictionaryでは次のようにも説明されています。

www.urbandictionary.com

"Just do not worry, usually about small problems"

「心配するな」普通、小さな問題について使われる。

 

OxfordUniversityPressによる辞書サイトLexicoでは以下のように説明されています。

www.lexico.com

"(informal)used to convey that something is not difficult or problematic"

e.g. "We haven't any decaf, I'm afraid." "No sweat."

例「ディカフェはないんです。申し訳ないんですが」「問題ないよ」

 

www.italki.com

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「冗談にのる」を英語で言ってみたい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

 

“ "Negative, Pop." He drowsily grins at his own wit.
            Rabbit extends the joke. "The time is twenty-one hours. We better rendezvous with our spacecraft.”

「『否、お父さん』眠そうにして自分の冗談にニヤつく。

ラビットはその冗談に乗る。『現在時刻は21時。宇宙船に帰還すべきです』」

 

"to extend the joke" = 「冗談にのる」

 

他の言い方として"to take a joke further"に関する質問をStackExchangeで見つけました。

english.stackexchange.com

”to take a joke further” = 「冗談をさらに広げる(冗談にのる)」

この質問の回答の中で”to take a joke furhter”と似たような表現として"run with"が挙げられていました。

"run with" = "to advance or proceed with (an idea, undertaking, etc.)"

「(あるアイデア、前提なを)続ける、発展させる」

"to run with a joke would therefore be to play along with a joke and add new idea to it..."

「"to run with a joke”とは、ある冗談に沿ってそれに新しいアイデアを加える…」

 

「彼女のプレゼントは何がいいかな?」を英語で言ってみたい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

 

“ "He must be out on his bike, Pop. He's been right around all morning. When would you like us?"
            "Whenever it suits you, Harry. Late afternoon or so. Come as early as you can. We're having roast beef. Your mother wanted to bake a cake but the doctor thought it might be too much for her. I bought a nice one over at the Half-A-Loaf. Butterscotch icing, didn't that used to be your favorite?"
            "It's her birthday, not mine. What should I get her for a present?"
            "Just your simple presence, Harry, is all the present she desires."
            "Yeah, O.K. I'll think of something. Explain to her Janice won't be coming.”

「『きっと自転車であいつは外に出たんだ、お父さん。朝はずっと直ぐ側にいたんだよ。いつ行けば良い?』

『いつでもそっちの都合がいい時。午後遅くあたり。なるべく早く来てくれ。ローストビーフを食べよう。お前のお母さんはケーキを焼きたがっていたけど医者が大変すぎると思って。ハーフ・ア・ローフで高級ケーキを買ってきたよ。バタースコッチがかかっているやつ。お前のお気に入りだっただろ?』

『俺じゃなくてお母さんの誕生日だよ。お母さんへのプレゼントは何がいいかな?』

『ハリー、お前がいるだけでお母さんは満足だよ』

『ああ、わかった。何か考えておくよ。ジャニスは来れないとお母さんに伝えておいてくれ』」

 

 "What should I get her for a present?" = 「彼女のプレゼントは何がいいかな?」

 

高校バスケットボールのスター選手で今は印刷工として働くラビットを通して1969年のアメリカを描いています。

[rakuten:book:12912815:detail]

「ショート(野球の遊撃手)」を英語で言ってみたい。

John Updikeの"Rabbit Redux"からの引用です。

 

“The eight-team leagues of his boyhood have vanished with the forty-eight-star flag. The shortstops never chew tobacco any more. The game drags on, with a tedious flurry of strategy, of pinch-hitters and intentional walks, prolonging the end. Hazleton wins, 7-3. ”

「少年時代の8チームのリーグは48の星を国旗が持つとともに消え去った。ショートはもう噛みタバコを口にすることはない。ピンチヒッターや敬遠といったうんざりする戦術の小競り合いで試合は間延びして、終わりを引き伸ばす。ヘイゼルトンが7−3で勝つ」

 

"shortstops" = 「ショート(野球の遊撃手)」

 

"shotstops"をググると以下のように説明されています。

www.google.com

"a fielder positioned betweenn seconnd and third base"

「2塁と3塁の間に配置された野手」

 

もと高校バスケットボールのスター選手で今は印刷工として働くラビットを通して1969年のアメリカを描いています。