「テープを貼る」を英語で言ってみたい。
YouTuberとしても有名な小説家John Greenの“Looking for Alaska.”からの引用です。
“I got up, pulled the trunk out from under the bed, and Chip situated it between the couch and the PlayStation 2 and started tearing off thin strips of duct tape. He applied them to the trunk so that they spelled out coffee table.”
「僕は立ち上がり、ベッドの下からトランクを引っ張り出した。チップはトランクをソファーとプレイステーション2の間に置いて粘着テープを引きちぎりだした。彼はテープをトランクに貼って’COFFEE TABLE’の字を綴った」
"... He applied them to the trunk..."
「…彼はトランクにテープを貼って…」
動詞"apply"を「貼る」という意味で使っています。
”to apply tape” = 「テープを貼る」
ONLINEETYMOLOGY DICTIONARYのサイトでは"apply"の語源は以下のように説明されています。
語源的には「つなげる又はお互いを組み合わせる」を意味する。英語では1400年ごろに「ある目的のために何かを使うまたは利用する」として使われる。15世紀初期には(ローション、石膏などを)「体に接触させる」さらに、(個人の意志または能力を)「ある作業や行為の追及に用いる」意味として使われる。「仕事に志願する」という意味は1851年より。
アメリカ英語の辞書Merraim-Websterでは”apply"は以下のように説明されています。
"to lay or spread on"
「貼るまたは塗りつける」
イギリス英語のCambridgeDictionaryでは"apply"は以下のように説明されています。
"to spread or rub a substance such as cream or paint on a surface"
「クリームや塗料などの物を表面に塗りつけるまたは擦りつける」
"apply"をググっていて気づいたのは「テープを貼る」という意味で動詞"apply"の目的語としての”tape”に冠詞を付けないということです。”テープ”には区切りがないので不可算名詞となり「テープを貼る」という英語のフレーズは"to apply tape"と冠詞がいりません。ただし、はるか大昔、80年代には全盛だった音楽を録音するために使ったカセットテープは区切りがあるので、可算名詞となり冠詞が必要になります。
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