英単語日記

今日覚えた単語の備忘録。

"make water"の意味は「水を作る」ではないらしい。

Rabbit Reduxからの引用です。

"Nelson turns on a light, makes water, flushed the toilet, turns out the light with a snap close to their ears."

「ネルソンが灯りをつける。用を足してトイレの水を流す。ラビットたちの耳のそばでパチンを音を立てて明かりを消す」

 

アメリカ英語の辞書Merriam-Websterのサイトでは”make water”の意味は以下のように説明されています。

www.merriam-webster.com

”make water” = "urinate" ”urinate”=「用を足す、小便をする」なのでそのままですね。

もう一つの意味として"of a boat: LEAK"とあります。水が漏れてボートの中に入ってくる、という意味です。

 

Oxford University Pressによる辞書サイトLexicoでは以下のように説明されています。

www.lexico.com

"make water" = "urinate"

同じくもう一つの意味として"(of a ship or boat) take in water through a leak"「水漏れにより(船やボートに)水が入ってくる」

 

イメージ的には「用を足す」、「ボートに水が入っていくる」の両方ともに今まで水がなかったところに水が現れるというイメージがこのフレーズの根底にあるのではないかと思います。

 

「用を足す、トイレに行く」という意味の熟語は"make water"の他にも以下のフレーズがあります。

 "to relieve oneself", "take a leak", "go to the loo", "answer the call of nature", "spend a penny", "go number 1" etc.,

"spend a penny"はイギリスのスラングで公共トイレを使うには1ペニーの料金がかかることからきているそうです。

”answer the call of nature”ですがphrases.org.ukで以下のように由来が説明されていました。

www.phrases.org.uk

"’’The call of nature' is an ambiguous expression to choose to indicae the need to go to the lavatory. On the one hand it alludes to such an urge being natural and on the other it uses veiled language to cover it up. Prior to its use as a euphemism 'call of the nature' was used to describe our urge to enjoy the pleasures of rural tranquility. The euphemistic maening was coined in the mid-18th century and begins appearing in print around that time"

「"call of the nature"はトイレに行く必要がるということをそれとなく伝えるために使われる曖昧表現である。この表現は自然でありたいという願望をほのめかす一方、トイレに行くという意味をベールに包まれた言葉を使って表す。トイレに行くという意味の婉曲表現として使われる以前の”call of the nature”は郊外の静寂を楽しむ願望を意味していた。」

"go number 1"はStackExchangeで以下のスレッドがありました。

english.stackexchange.com

昔授業中にトイレに行きたくなった時指を一本上げて先生に知らせたことから来ていた説があるようです。ちなみに2本指を上げると大きい方を意味します。でもこの由来は都市伝説である可能性もあるとのことです。

 

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