「睨みつける」を英語で言ってみたい。
ユーチューバーとしても有名なJohn Greenの"An Abundance of Katherines"からの引用です。
“He was a dying man staring down on the surgeons trying to save him. With an almost comfortable distance from the thing itself as it really was, Colin thought about the dork mantra: sticks and stones may break my bones, but words will never hurt me. What a dirty lie. This, right here, was the true abdominal snowman: it felt like something freezing in his stomach.”
「彼は自分を助けようとしている外科医をにらみつける死にかけの人間だった。現実から都合のいい距離でコリンは間抜けなマントラのことを思っていた。”棒や石は鼻の骨をおるかもしれないが、決して言葉で傷つくことはない”なんてひどい嘘だろう。まさに今、これは心の意味で”お腹雪だるま”だった。お腹で何かが凍りついているような感じがした」
"stare down" = 「睨みつける」
"stare down"をぐぐるとUrbanDicitonaryで以下のように説明されています。
"Similar to a glare or a stink eye. Sometimes intended to make someone feel unfomfortable. It's a rude action..."
「”睨みつけること”や”訝しげに見る”こと。誰かを気まずくさせるためにする。失礼な行動」
説明文の中で"stink eye"が「睨む」を意味する同義語として使われています。
グーグルでイメージ検索のミーム画像を見ると「訝しげに」疑いの視線を送っています。何か臭い匂いを嗅いだ時の目を細めた表情と似ていることから”staredown”の由来だと想像します。
引用文の"stare down"も"stink eye"のような表情で「本気でそう思ってるの?」「大丈夫?」と「訝しげな視線を送る」といったニュアンスです。
落ちぶれた神童コリンが失恋の傷を癒やすため親友と旅に出ます。
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